人から見た「わたし」や「ぼく」は、どう映っているのでしょう?
誰にでもさまざまな一面があるので、どのタイプの説明を見ても「あ、この部分はうちの子に似ているかも」と思えるところがきっと見つかりますよね。 ただ、ソーシャルスタイルの考え方では、あくまで「全体としてみたときに、どのスタイルが一番当てはまりそうか」という点が重要なんです。 この診断では、バランスがとれた行動をしている方は4つのスタイルが均等になることもありますが、基本的には「メインスタイル」と「サブスタイル」の組み合わせで、その方の傾向が分かるようになっています。そのため最終的には16種類のスタイルに分類されます。
たとえば:
– メインスタイルが「社交型」で、サブスタイルが「友好型」なお子さん
– メインスタイルが「友好型」で、サブスタイルが「行動型」なお母さん
お子さんの社会的な行動傾向を知ることで、どんなふうに声をかけるとやる気を引き出せるのか、またはどう導いてあげると効果的なのかがわかりやすくなります。 ぜひ、この知識を毎日の子育てに活かしていただければと思います。 それでは、「自己主張度」と「感情表現度」という2つの軸から、4つのスタイル別にお子さんの行動傾向を見ていきましょう。